頭痛の症状!片頭痛の本当の症状と緊張型頭痛との見分け方とは?

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頭痛の症状!片頭痛の本当の症状と緊張型頭痛との見分け方とは?

頭痛の症状と病名を勘違いしている場合がある?


「頭痛持ち」と言われる人の多くは「片頭痛(偏頭痛)」か「緊張型頭痛」です。

(群発頭痛は慢性頭痛の中で1割程度です)

以前は、女性の頭痛はほとんどが緊張型頭痛と言われてきました。

でも、最近では病院での診断がしっかりとされるようになってきて、片頭痛によく効く薬も出てきたこともあり、専門クリニックでの患者の割合が「緊張型頭痛が2割程度」で「片頭痛は8割だった」ということがあります。

この結果から、あなたが悩んでいる頭痛が緊張型頭痛だと思っていたのが片頭痛である可能性があるのです

(反対に片頭痛だと思っていた頭痛が緊張型頭痛な場合もあります)

頭痛を解消する為には、まず自分の頭痛の病名と症状と原因とを知る必要があります。

こらから片頭痛の症状について詳しくご説明させていただきますので、あなたの頭痛の本当の病名を知る為の参考にしてみてください。


片頭痛と緊張型頭痛を見分ける簡単な方法とは?


片頭痛と緊張型頭痛には、「めまい」や「肩がこる」といった共通している症状がありますが、片頭痛にしか見られない症状というのもあります。

片頭痛にしか見られない症状というのは・・・

  • 頭痛と共に「吐き気」や「光過敏」「音過敏」といった症状がある。

  • (普段は気にならない光や音に敏感になります)

  • 歩行や階段の昇り降り、体操、入浴で頭痛が悪化する

  • (緊張型頭痛であれば、日常的な軽い動きで頭痛がひどくなることはないし、体操や入浴で血行を良くすれば頭痛が軽くなったり解消されます)

  • 毎日頭痛がするわけではない

  • (緊張型頭痛や群発頭痛と違って、片頭痛は毎日頭痛がおきることはないです)

    上記の症状で片頭痛を見極めることができますが、片頭痛が慢性化してズキンズキンと脈を打つ頭痛から、緊張型頭痛の頭が重い頭痛に変化することがあります。

    そして、市販の薬を服用し過ぎることによって、新しく「薬物乱用頭痛」を引き起こして片頭痛をさらに悪化させてズキンズキンと脈を打つ痛みから脈を打たない頭痛に変化する場合もあります。




    片頭痛の痛みの症状とは?


    片頭痛は、脳や頭の表面にある血管が急激に太く広がることでおきてしまう頭痛です。

    頭痛持ちでなくても必要に応じて血管の大きさ(血液の送られる量)は変化しますが、片頭痛の人は変化が大きいのです。

    片頭痛の痛みの症状は・・・

  • 「こめかみ」がズキン、ズキンと脈打つように痛くなる

  • (片側だけが痛むのが片頭痛だと勘違いしている人もいますが両側痛む人もいます)

  • 目の奥が痛くなって開けていられなくなる

  • 頭の真ん中あたりから、一番上にかけて痛くなる

  • 首や肩が張って、後頭部が痛くなる

  • 眉毛の上のあたりが痛くなる

  • といった様々な症状があります。

    ちなみに緊張型頭痛の場合は「締め付けられる」ような痛みになります。


    片頭痛でおきる痛み意外の症状とは?


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    片頭痛になると痛みだけでなく、他にも辛い症状が出てきます。

    片頭痛の痛み以外の症状は・・・

  • 吐き気や嘔吐(おうと)

  • (胃がムカムカして吐き気や嘔吐があるのは片頭痛の特徴です)

  • 揺れる感覚の「めまい」

  • 首や肩のこり、腰が痛くなる

  • 肩から首にかけてゾクゾクと嫌な感じがする

  • 寝れなくなってしまう(不眠症になる)

  • 音に敏感になる

  • (普段は気にならない子供の声やテレビの音をうるさく感じる)

  • 光に敏感になる

  • (車のヘッドライトや蛍光灯の光などがまぶしくて目を開けていられない)

  • ニオイに敏感になる

  • (炊き立てのご飯、香水、タバコのニオイがすごく不快に感じる)

    片頭痛は上記のように痛み以外にも様々な症状が出てきてしまいます。

    片頭痛の痛みの発作がおきた時には、光や騒音なども避けるようにしてください。


    片頭痛の発作がおきる頻度とは?


    片頭痛は、緊張型頭痛や群発頭痛のように毎日、頭痛がおきたりはしないです。

    (毎日頭痛がある場合は片頭痛ではないです)

    片頭痛の場合の頭痛がおきる頻度は、少ない人だと数か月に1回から1か月に数回程度で、多い人だと1か月に十数回の頭痛発作がおきます。

    そして、頭痛がおきている時間は、人によって変わりますが、数時間から3日くらい続きます。

    (およそ4時間から72時間の間です)


    片頭痛には頭痛になる「予兆」と「前兆」がある?


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    片頭痛には頭痛になる前の「予兆」と「前兆」があります。

    (片頭痛でも予兆や前兆が無い人もいます)

    片頭痛の「予兆(よちょう)」というのは、頭痛発作がおきる前日に現れる症状です。

    その症状というのは・・・

  • イライラしやすくなる

  • 甘い物が食べたくなる

  • 気分が落ち込みやすくなる

  • 食欲が無くなる

  • 生あくびが出る

  • 首や肩がこる

  • といった症状が現れます。

    片頭痛の予兆がおきた場合には、薬(トリプタン製剤など)を用意して、安静にできる環境を準備するようにしてください。

    「前兆」というのは、片頭痛の頭痛発作がおきる1から3時間前に現れる症状です。

    (前兆がおきる人は、片頭痛持ちの中でも10~20%程度で普通は前兆のない小さな頭痛発作がたくさん起きます)

    前兆の症状というのは・・・

  • キラキラした光が見える

  • ガラスの破片のようなギザギザのものが見える

  • モザイクがかかったようになって視界が悪くなる

  • ミラーボールのような切子模様のものが見える

  • といったものです。

    キラキラした光のようなものが見えたあとに視界が悪くなることを「閃輝暗点(せんきあんてん)」といいます。

    この閃輝暗点が片頭痛の頭痛発作がおきることを表している「前兆」なのです。

    前兆である閃輝暗点は、物を見る脳の中枢部分の血管が収縮して、ちゃんと機能できない時におきる症状です。

    閃輝暗点は、5分以上をかけてゆっくりと進展していって60分以内に消えます。

    前兆である閃輝暗点が終わると片頭痛によるズキンズキンとした頭痛発作が始まります。

    広がってしまった血管を収縮させる効果がある「トリプタン製剤」を服用するタイミングは、前兆がおさまって頭痛がおき始める時に飲むと効果を発揮します。

    (前兆の時点でトリプタン製剤を飲んでも、まだ血管の拡張がおきていないので、前兆が終わった時に飲むようにしてください)


    片頭痛になった時の簡単な対処法とは?


    片頭痛の頭痛発作がおきた時には・・・

  • トリプタン製剤などの薬で痛みを抑える

  • 患部(痛い部分を)を冷やす

  • 光や音がうるさい場所を避けて、痛みが治まるまで安静にする

  • といったような処置をとるようにしてください。


    頭痛は合併症が多い?


    多くの人が自分の頭痛は「片頭痛」とか「緊張型頭痛」といった一つの頭痛の症状しか自分にはないと思っています。

    でも、実際には片頭痛と緊張型頭痛の両方の頭痛を持つ「合併型」の人は多くいます。

    合併型の頭痛の場合は、両方の症状がおきるし、原因も、服用しなければいけない薬も変わってきます。

    例えば、

    1か月の間に片頭痛がおきる割合が2割で、緊張型頭痛がおきる割合が8割の人がいたとして、病院から片頭痛の薬だけをもらって緊張型頭痛の時に片頭痛の薬を飲んでも頭痛の痛みは治まらないです。

    反対に緊張型頭痛の時に片頭痛の薬を服用しても効果は得られません。

    だからこそ、

    「自分の頭痛は片頭痛なのか?」

    「自分の頭痛は緊張型頭痛なのか?」

    「自分の頭痛は片頭痛と緊張型頭痛の両方を持つ合併型なのか?」

    ということをあなた自身の頭痛の症状から見極める必要があるのです。

    ただ、自己判断は危険な場合があるので、まずは「頭痛外来」であなたの頭痛の症状をしっかりと診てもらうことをおすすめします。


    さいごに


    頭痛の症状を知ることは、本当の頭痛の原因を知ることにもつながります。

    そして、頭痛の原因を知ることは頭痛の予防や解消につながります。

    なので、自分の頭痛の症状を詳しく知ることは、とても大切になってくるのです。

    あなた自身の症状をしっかりと理解して、あなたの症状に合う薬を服用して、辛い頭痛を改善していってください。


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